事業計画

2026年度(令和8年度) 事業計画

 

「環境と経済が未来をひらく、滋賀発の価値創造」
~ 滋賀のポテンシャルを次代へつなぎ、企業と地域の持続的成長へ ~

1.はじめに

 世界情勢は、地政学リスクの高まりや供給網の再編、エネルギー制約などにより、不確実性が一層増しています。これらは企業活動に大きな影響を与え、とりわけ中小企業においては、調達・物流・人材確保といった経営課題として顕在化しています。

 一方で、日本国内では、デジタル化や人材育成、地域資源を活かした産業づくりなど、新たな成長の可能性も広がっています。人口減少などの構造的課題の中にあっても、地域の強みを活かした挑戦が、次の成長につながる局面を迎えています。

 滋賀県は、琵琶湖を中心とした自然環境、ものづくりを支える産業基盤、人と人とのつながりという強みを有しています。これらを活かし、環境と経済を対立ではなく、相互に高め合う関係として捉え直すことが重要です。

 滋賀経済同友会は、このような認識のもと、未来志向の議論と実践を通じて、滋賀発の価値創造に取り組んでまいります。また、2028年の創立70周年および全国経済同友会セミナー滋賀開催に向けた準備も着実に進めてまいります。

 

2.事業の基本方針

 2026年度は、これまでの議論と連携を基盤に、「構想から実装へ」と一歩踏み出す一年と位置づけます。

 年間テーマは、

 「環境と経済が未来をひらく、滋賀発の価値創造~ 滋賀のポテンシャルを次代へつなぎ、企業と地域の持続的成長へ ~」とします。

 活動にあたっては、「人材」「環境」「地域経済・社会」の三つの柱を軸に、実践的な取り組みを進めてまいります。

 あわせて、環境と経済の好循環を通じた企業価値・地域価値の向上、地域資源を活かした滋賀ならではの成長モデルの探求、次世代を担う人財の育成と共創の場づくりに取り組みます。

 これらを通じて、滋賀の強みと可能性を次の時代へとつないでまいります。

 

3.2026年度の重点的な考え方

 2026年度は、変えてはならない価値を守りながら、時代に即した発想と行動へと進化させる一年とします。

 その中で、特に次の三つの視点を、すべての活動に共通する軸として重視してまいります。

 

  • 環境対応を「コスト」ではなく、経営の質と競争力を高める投資として捉えること
  • 地域の自然資本や産業基盤、人的ネットワークを、次代の成長エンジンへとつなげていくこと
  • 人財育成をあらゆる活動の起点とし、共創が生まれ育つ環境を整えていくこと

 また、2028年に控える創立70周年および全国経済同友会セミナー滋賀開催を見据え、その準備の過程そのものを、組織の成長と新たな価値創造の機会として捉え、計画的に取り組んでまいります。

 

4.主要な活動

 ① 研究会・部会活動

 ■「滋賀発・未来型経営モデル」研究会 【継続・進化・改称】

 (「滋賀・企業価値向上」研究会 改称)

  • 創立70周年記念事業の特別研究会として2年間実施します
  • 環境・人財・事業を統合した経営モデルの構築を進めます
  • 実証事例やデータを活用し、実践につながるモデルを検討します
  • 2040年を見据えた未来シナリオとロードマップを整理します
  • 成果は、仮称「琵琶湖サステナブル・モデル」と体系化し、2028年に全国発信を目指します

 

 ■「MLGsと私たち」部会 【継続・進化】

  • 琵琶湖や「水」を起点に環境価値への理解と対話を深めます
  • 体験と発信を通じて、国内外とのつながりを強化します
  • 環境と企業活動・人財育成を結びつけた実践につなげます

 

 ■「近江未来人財共創プロジェクト」部会 【統合・進化】

 (「滋賀未来人財」部会・「未来の近江商人プロジェクト」部会 統合)

  • 産官学連携による人財育成・共創の基盤づくりを進めます
  • スタートアップ等との連携により、実践型の人財育成を推進します
  • 次世代人財と経営層の対話を通じ、新たな価値創出と人的ネットワークの形成を図ります
  • 次世代リーダーの育成を通じ、地域と企業の持続的成長につなげます

 ②正副代表幹事・イニシアティブ会議

  • 滋賀経済同友会 夏季セミナー(8月24日)                                                                                                                ◦「滋賀版未来選択会議」第4回オープンフォーラムを開催します
  • 創立70周年記念事業準備委員会                                                                                                                 ◦全国経済同友会セミナー滋賀開催準備部会(2028年4月開催に向け準備)                                                                                               ◦創立70周年記念事業準備部会                                                                                                                 ◦組織改革検討部会(持続可能な組織体制の構築)

 ③ 懇談例会

  • 夏季懇談例会(7月)
  • 秋季懇談例会(10月)
  • 忘年懇談例会(12月)
  • 新春懇談例会(1月)
  • 知事を交えての春季懇談例会(3月)
  • 通常総会(5月)

 ④ 正副代表幹事会

  • 会運営の中心として、継続的・緊急的な課題について議論・検討します

 ⑤ 地域懇談会

  • 地域ごとに懇談会を開催し情報の共有化を図ります(6地域で開催、WEBも活用)
  • 「湖北」「彦根」「中部(近江八幡・湖東・東近江)」「甲賀」「湖南」「大津・湖西」、より近い距離で、議論に参加しやすい地域懇談会を目指します
  • 地域が連携する懇談会の開催も検討します

 ⑥ 報道機関懇談会

  • 報道関係者との情報共有を強化し、広報活動に活かします

 ⑦ 交流会

  • 高島経済会、福井経済同友会、3経済同友会(和歌山・奈良・滋賀)との交流
  • 6経済同友会代表幹事懇談会、西日本経済同友会代表者会議にも参加します

 ⑧ 広域交流会

  • 全国経済同友会セミナー(2027年4月15・16日、熊本県)
  • 西日本経済同友会会員合同懇談会(2026年10月16・17日、奈良県)
  • 関西財界セミナー(2027年2月9・10日、京都府)

 ⑨ 啓発活動

  • 海外視察研修・国内視察研修

 ⑩ 親睦活動

  • ゴルフ同好会、同友会サロン
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