事業計画

2024年度(令和6年度) 事業計画

グリーン成長社会「滋賀」の実現

~滋賀のポテンシャルを活かし、サステナブルなグリーン経済発展を目指す~

 

世界では、ロシア・ウクライナ問題やイスラエル・パレスチナの紛争激化など地政学的緊張が続き、国際情勢が混迷し、国内でもこれに起因する資源・エネルギー価格の高騰や円安に伴う物価上昇などが社会経済活動に大きな影響を与えている。

我が国においては、長引いたコロナ禍を乗り越えつつ正常化に向けて進んでいるが、少子高齢化による人口減少社会は、今後、滋賀の経済活動に大きな影響を与えてくる。こうした状況は、まさしく時代の転換点であるといえる。

世界情勢が依然として厳しい中、気候変動への対策やカーボンニュートラル、リジェネレーションなどへの取り組みは一層加速させなければならない。

滋賀経済同友会は、グリーンで持続可能かつWell-Beingが実感できる社会を実現するために、今後も滋賀の持続可能な発展に向けた活動を継続していく。

 

そこで、今年度のテーマは「グリーン成長社会『滋賀』の実現~滋賀のポテンシャルを活かし、サステナブルなグリーン経済発展を目指す~」とした。昨年度の「グリーン成長社会『滋賀』への転換」から定着へと活動を進めていく。

具体的な活動として、多様な世代にとって魅力ある持続可能な経済・社会の実現を目指し、昨年度と同様に中小企業が主体となる地域性の高い取り組みで、「稼げる仕組み」を創造するため「人材」「環境」「地域経済・社会」を3つの柱に据えて下記研究会に加えて実践的な部会を立ち上げる。

グリーン成長へと繋がる「オープンイノベーション」、地域循環を実現する「サーキュラー・エコノミー」、人への投資・人材育成を目指す「グリーン・リスキリング」、経済と環境・社会活動をつなぐ健全な循環社会を目指す「リジェネレーション」、これら活動を通じて、「自然資本」のポテンシャルを大きく開花させ、滋賀の経済・社会が持続的に発展することを目指していく。

また、正副代表幹事が中心となり運営する「イニシアティブ会議」において、滋賀県等の行政や各ステークホルダーと連携した「(仮称)滋賀のグリーン経済・社会と変わる豊かさ・幸せ研究(プラットフォーム)」をスタートさせる。

 

1.研究会・部会活動

     ■「未来の近江商人プロジェクト」研究会

      グリーン成長社会を実現するため、滋賀に関連するスタートアップを支え、連携する仕組みや、

      新たなネットワークやブランド価値の研究をする。

 

     ■「地域循環成長」研究会

      グリーン成長社会を実現するため、地域循環システムの研究や、実践に繋げる。

      循環経済による地域ループ(環境経済の好循環)で地域価値・企業価値向上を目指す。

 

   ■「滋賀未来人財」部会

      グリーン成長社会を実現するため、社会的グリーン・リスキリング企業を目指す、

      「人材育成(グリーン・リスキリング)」「新たな人材育成プラットフォーム」創設や、

      次世代経営者育成のための支援策、先進事例の情報提供と実践を目指す。

 

     ■「MLGsと私たち」部会

      琵琶湖が有する無限の可能性を新たな価値と捉え、MLGsの活動の共有と実践の機会の拡大を図る。

      2030年のMLGs達成に向け、多様な繋がりの場を醸成し、グリーン成長社会の実現を目指す。

 

2.正副代表幹事・イニシアティブ会議

     ■滋賀経済同友会 夏季セミナー  8月21日(水)

      滋賀版未来選択会議 第2回オープンフォーラムとして開催。今「議論が必要なテーマ」に絞り集中して討議を行う。

 

     ■(仮称)「滋賀のグリーン経済・社会と変わる豊かさ・幸せ研究」構築

      滋賀経済同友会と行政(滋賀県)が連携した「(仮称)滋賀のグリーン経済・社会と変わる豊かさ・

      幸せ研究(プラットフォーム)」構築へ向け、専門機関を交えて議論の場を創出するとともに参加する。

 

     ■創立70周年記念事業検討

      4年後の創立70周年に向け組織面の構築や連携の仕組みづくり、

      第40回(2028年)全国経済同友会セミナー 滋賀開催の議論、検討を行う。

 

3.懇談例会

      夏季懇談例会(8月) 秋季懇談例会(10月) 忘年懇談例会(12月) 

      新春懇談例会(1月) 知事を交えての春季懇談例会(3月) 通常総会(5月)

 

4.正副代表幹事会

      正副代表幹事会の機能充実を図り、継続的・緊急的な課題について討議・検討する。

 

5.地域懇談会

      地域ごとに懇談会を開催し情報の共有化を図る。(6地域で開催、WEBも活用)  

      「湖北」「彦根」「中部(近江八幡・湖東・東近江)」「甲賀」「湖南」「大津・湖西」より近い距離で、

      議論に参加しやすい地域懇談会を目指す。また、地域が連携する懇談会も開催する。

 

6.報道機関懇談会

      報道関係者との懇談会を開催し情報の共有化を通じて、当会の広報活動に活かす。

 

7.交流会

      高島経済会、福井経済同友会、3経済同友会(和歌山・奈良・滋賀)との交流会を開催、

      西日本経済同友会代表者会議へも参加

 

8.広域交流会

      全国経済同友会セミナー                         2025年  4月 17・18日  広島県

      西日本経済同友会会員合同懇談会    2024年 10月 11・12日  愛媛県

      関西財界セミナー                                   2025年  2月  初旬     兵庫県 

 

9.啓発活動

      海外視察研修・国内視察研修      

 

10.親睦活動

      ゴルフ同好会  同友会サロン

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